オシロスコープやマルチメーターなど計測器の筐体にVrmsって書かれているのを見たことありますか?
Vと付くので電圧値っぽいですけど、一体何を表しているのでしょうか?
式の導出方法やその意味は省いて電圧の表し方をまとめてみました。
Vrmsは実効値
rmsはRoot Mean Squareの略で意味は実効値です。Vrmsとなればもちろん電圧の実効値のことを指します。コンセントの電圧もこの表し方です。
sin波なら最大値に0.707を掛け算した値です。

Vrms = Vpk × 0.707
他の表し方も見ていきましょう。
Vpkは最大値
pkはPeaKの略で意味は最大値です。Vpと表記される場合もあります。Vmaxとも書かれることもあるそうです。

Vpk-pkはピークピーク値
pk-pkはPeaK to PeaKの略で意味はピークピーク値です。Vppと表記される方が多いみたいです。

最大値と最小値の差の電圧のことでsin波なら最大値に2を掛け算した値です。
Vpk-pk = Vpk × 2
Vavgは平均値
avgはAVeraGeの略で意味は平均値です。
sin波なら最大値に0.637を掛け算した値です。

Vavg =Vpk × 0.637
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