Vce(sat)コレクタ飽和電圧とは?

トランジスタの重要なパラメータにVce(sat)というものがあります。

略さず表記するとVCollector-Emitter(SATuration) 。日本語訳はコレクタエミッタ間飽和電圧です。単にコレクタ飽和電圧ともいいます。

どんな現象?

トランジスタはベース電流のhfe倍のコレクタ電流を流そうとします。

ではベース電流をどんどん大きくしていくとコレクタ電流もどんどん大きくなるかというとそれは間違いです。

どこかでコレクタエミッタ間電圧が小さくならなくなり、それに伴ってコレクタ電流も増えなくなってしまいます。このベース電流をいくら流しても残ってしまう電圧がコレクタエミッタ間飽和電圧です。

上記の様なスイッチング回路を作った場合コレクタエミッタ間飽和電圧が邪魔してOUTが完全な0Vになりません

使用するトランジスタによってコレクタエミッタ間飽和電圧は違います。データシートを確認しましょう。2SC1815で最大0.25V、2N2222で最大1Vです。

なにが問題なの?

スイッチング動作時、完全な0Vが出力できないことが次段回路に影響を及ぼします。このことが問題になることはレアケースですが、完全な0Vで無いことは頭の中に入れておきましょう。

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